ラインプリンターの修理依頼【スケールカバー】

一部のラインプリンターはメーカー保守サービスが終了されていますが(詳しくはこちら http://www.hardwarestock.jp/atc-tech-blog/2017/01/26/post-1192/)、
現役で動いている5400-006や5400-S06の保守・パーコール作業の依頼をいただきます。

例えば…
印字中にラインプリンターが止まることがあり、
『スケールカバー オープン カバーヲ トジテクダサイ』とエラーメッセージが出る。
目視確認してみるとスケールカバーは閉じている。
一度、カバーを開閉してから印字を始めるとエラーメッセージを出して止まってしまう。
という内容の修理依頼がありました。

現場に向かうと、印字中にエラーの瞬間を確認することができました。
スケールカバーには小さなスイッチが付いていて、これの調子が悪くなるとカバーが閉じているのにエラーを出すことがあるので、まずはスイッチの交換作業を行ないます。

スイッチの交換は技術員の腕の見せ所で、カバーがスイッチのボタンを押せるように微妙に角度調整しながら取り付けます。
スイッチが機能していることを確認してからテスト印字をしてみると………
印字が止まりました。
テスト印字では印字速度を『超高速』にしてラインプリンターをかなり振動させるようにさせて、カバーがスイッチをしっかり押せているのか試します。

スイッチの付け方に失敗したかな?とよく見てみると、直線のはずのスケールカバー自体が
ほんの少しだけ湾曲して曲がっていました。
曲がっていると印字の振動でスイッチからカバーが瞬間的に離れてしまい、エラーになります。

印字の仕方(印字速度や印刷内容)によっては現象が出たり出なかったりするのですが、この時は湾曲していたことがすぐにわかったため、スケールカバーごと交換しました。

スイッチ交換作業前には印字速度が超高速でもなかったのに止まったため、スイッチの故障と判断したのですが(後日、交換したスイッチを弊社でテストしたところやっぱり壊れてたというダブルパンチでした)、カバーが湾曲しているから止まるという現象を見極めるのはなかなか難しいものです。

スケールカバーはプラスチックでできているので、カバー開閉でのクセや経年劣化によって曲がってしまうということがあります。
スイッチやスケールカバーの故障は5400-F06でも起こる現象ですので、その場合にはご連絡いただければ直しに伺います。

お問い合わせ先:
アプライドテクノロジー株式会社
TEL:03-5225-3488 平日9:00-17:30
MAIL:sales@atc.co.jp

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